144字を超えるツイートのようなもの

思った長文を書くためのもの

認められた嬉しさを

 このブログには、11/21現在行われているデレステのイベント「Trinity Field」のイベントコミュのネタバレがあります。

 

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救われたような気がした。

 

 

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引き抜きと揶揄され、ニュージェネに対する裏切りと言われ、まるで自分の我儘しか言う気がないとまで言われた、アニメでの北条加蓮

もちろん、デレステでの彼女(達)が、アニメの彼女(達)と同一線上にあるとは考えていない。

しかし、だ。
それぞれのアイドルに取って、ユニットというものが、どういう場所であるか。
ユニットのメンバーというのが、どういう存在であるのか。
それらの根っ子の部分は、共通していると、そう感じているし、信じている。以前から思っていた事だ。


そして、
渋谷凛の口から、比喩ではなく、皮肉でもなく、飾り気さえなく、ただ実直に、
「そうやって、ぶつかってくれるから、こっちもぶつかれる」と伝えられた。

 

以前(http://kumzazou1.hatenablog.com/entry/2017/09/16/205626)に、アニメでの加蓮の態度は、そうする事で凛自身にも自分の気持ちを主張して、大切にして欲しい、という不器用な彼女らしい姿勢なのでは、と推測していた。

 

しかし、推測の域を出ないものであり、推測でしか、アニメでの加蓮の振る舞いを担当として認めてあげる事は出来なかった。

 

誰にでも取っていい接し方ではない。
対等でいたい、だとか、相手にも素直に、思った事を言って欲しい、という目的は良くても、その過程として、必ずしも褒められたものではないというのも真っ当な意見だろう。

 

けれど。それでも。

渋谷凛は、その過程を、手段を、認めてくれた。
他でもない、渋谷凛がそれを認めてくれたのだ。必要と、してくれたのだ。

 

繰り返すが、デレステでのトライアドプリムスと、アニメでのトライアドプリムスは、その過程は異なるだろう。

しかし、加蓮と凛に取ってのトライアドプリムスとは、そして互いの存在とは、という部分は、きっと同じなのだと思う。

 

だから、きっと、アニメでの凛も、加蓮に対して、同じように思ってくれていると、信じても良いと思った。そう信じる事が、許されたと思った。


僕は、アニメでトライアドプリムスに出会い、そこに立つ北条加蓮に惹かれ、今日に至る。


ずっと、心の中で引っかかっていた。

自分が惹かれた北条加蓮という存在の行いを、認めてあげたいと思う事は、実はとんでもない事で、盲目な自分以外、誰一人としてそれを認めていないのではないか、と。
現にあった多くの批判こそが、その証明なのではないかと。

 

けれど、誰よりも心強い仲間が、そんな加蓮を認めてくれた。

 

大切な担当の事を、理解して、認めて、共に往くと、口にしてくれる人がいる。加蓮と対峙した上で、そう言ってくれた人がいる。

 

恥ずかしながら、安堵の涙が、止まらなかった。


僕が好きになったトライアドプリムスは、北条加蓮は、僕が作り出した都合の良い幻想じゃなかった。
極端な表現なのかもしれないが、そのくらいの衝動が、凛のたった一言によって引き起こされたのです。とんだ…、ですね。

 

 

 

最後に

おそらくですが、今回のイベントコミュは、賞賛を多く受けるのではないかと思います(現に自分のTLではそのような声が多い)。

 

ですが、トライアドプリムスの本質は、北条加蓮の本質は、アニメの時から変わっていないのです。


今回のコミュは、彼女自身がそう言ったように、改めてその本質と向き合った物語でした。

 

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もしかしたら、加蓮への強い好ましさによる盲目ゆえの賞賛なのかもしれません。


だからこそもし、
今回のイベントコミュの物語を、
トライアドプリムスの物語を、
北条加蓮の物語を、
+の感情を持って受け入れてくれたのなら。

 

 

例えば、ぜひもう一度、アニメでの加蓮を見て欲しいと、思います。
加蓮が見せた我の強さも、向き合う強さも、そこに変わらずあるはずだから。

 


例えば、彼女は今回、何度も、明確に、口にしました。

1番になりたい、と。
刻みつけたい、と。

謙遜混じりでもありますが、確かな意思表示です。

「アイドルになる」という叶わないと思っていた願いを遂げた加蓮が、

次なる願いをついにハッキリと示してくれました。

 

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彼女が、その願いを遂げられる場所が、少なくとも1つあります。

 

シンデレラガールズ総選挙。


彼女が1番になりたいと言ったから力を入れるんじゃない。

僕は、
厚かましい言い方をさせて頂けば僕ら担当は、
ずっと彼女が1番で、1番になって欲しいと思っています。

 

今この時に、僕らと加蓮は、同じ方向を見ています。

 

ガラスの靴を差し出せるのは、僕らしかいません。

 

 

あの時、北条加蓮の強さに惹かれた男の大きな独り言でした。
聞いてくれてどうもありがとう。